日本の歴史を振り返り 第3回 秋田編
武生
こんにちは、武生校のA氏です。
第3回となる今回は秋田エリアの偉人。取り上げる人物は「小野小町(おののこまち)」です。
小野小町と言えば平安時代の女流歌人で、一説には「世界三大美女」と称されている人物です。
小町の父が現在の秋田地域の出身であることから、小町も「秋田出生説」が有力です。
しかし実は現在の福井県越前市地域で生まれたのではないかという説もあり、謎の多い人物とされています。
小野小町と言えば「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」という歌があまりにも有名ですが、この歌の意味はご存知ですか?
「かつては絶世の美女とうたわれた私も、みっともなく老け込んでしまったものね。恋や愛など他人との関わりのようなことに気を取られてぼんやりしているうちに。」という意味です。
美人として名をはせていた小野小町らしい歌だと思いませんか。
自らの境遇に思いをはせながら、静かに生きる姿が思い浮かびますね。
私も一度くらいそんな悩みを持ってみたかった・・・。
絶世の美女として生きていた小野小町は、もしかしたら意外と寂しい生活を送っていたのかもしれない・・・。
そんなことを考える今日この頃です・・・。