身近な化学変化その③
福井本部校
みなさんこんにちは。好きな色は緑でおなじみのO石です。
理科を教えるうえで色の話はとても大切になってきます。
例えば中学生の範囲ではBTB溶液やヨウ素デンプン反応などで色の話が出てきます。
高校生でも炎色反応やイオンの分析で色が出てきます。
(私O石はターンブル青というものが好きです。緑が好きとは…)
さて、ヨウ素デンプン反応でなぜ呈色するかというと…(誰も聞いてない…)
まずでんぷんというのは多数のα-グルコースがグリコシド結合してできる高分子化合物です。
これの直鎖部分のアミロースという部分が水素結合によりらせん構造をとり
その中にヨウ素分子が取り込まれることで呈色するようです。
なので、過熱をするとヨウ素分子がらせん構造からはずれて色が消えるようです。冷やすとまた呈色します。
中学生では原理まで習いませんが、高校生ではしっかり習うので興味のある中学生は
知っていてもよいのではないかと思います。
大学入学共通テストまで残り35日となりました。高校生は残り少ない時間を有効活用して
受験に備えてください。
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