梅雨入りはしたものの雨の日は少なく、今年は空梅雨の模様。

はやいところではもう梅雨明けが宣言され、夏が駆け足で近づいてきました。

さて、今回は前回に続き、高志中学校の入試で行われる面接についてお話します。

中学受験の面接というと、志望動機や中学校に入ってからやってみたいことを聞かれるイメージがあるかもしれません。

ですが、高志中学校の面接試験では、自分のことについて話す力だけでなく、与えられたテーマや資料について、自分の意見を論理立ててまとめる力や、その意見について相手に伝わるように表現する力も求められます。

面接は1～5問構成で、1～4問については事前にワークシートが配られ、10分間考える時間が与えられます。

昨年度の入試では「防災に関わる人へのインタビュー」と「将来のためにすること」が書かれたワークシートが与えられました。

質問1は、学校生活についてがんばったことと記憶に残っていること、質問2、3は「防災に関わる人へのインタビュー」に関する内容、質問4は、「将来のためにすることから最も大切なことを選び、具体的な内容とその理由をこたえるというものでした。

昨年度の５問目は、ワークシートに「本番でききます」と書かれており、実際に面接で生徒が答えた内容に関して、試験官から新たに質問されるという形式でした。

自分に関することだけでなく、様々な課題について思考し、考えをまとめる力が必要な問題です。

育英センターでは、これまで高志中学校の入試を受けた生徒に聞き取り調査を行い、毎年の面接内容の再現を行っています。

そして、その再現問題を使って、小学6年生の受験クラスでは、カリキュラムに面接対策を行っています。

はじめは自分の考えをうまく話せなかったり、人と話すときに緊張してしまったりする子も、何度か練習を重ねると、しっかり考えを発表できるようになります。

育英センターでは、教科の学習だけでなく、面接のサポートも行っています。

中学受験や育英センターの授業について気になることがある方は、ぜひお気軽にお問合せください。