福井県の中学入試【高志中学校①】
福井本部校
今回は福井県の中学入試の中でも高倍率、高難度の高志中学校の入試についてお話します。
12月中旬に行われる高志中学校の入試は、適性検査Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの学力試験と面接によって合否が決まります。
適性検査Ⅰは、文章の内容は筆者の考えを読みとり、要点や自分の考えを表現する力をためす、国語的内容です。
昨年度の入試は大3問の「メタファー」に関する出題の難度が高く、この大問を解き切れたかどうかがひとつの分水嶺になったのではないでしょうか。
適性検査Ⅱは、数量や図形について論理的に考察し、表現する力をためす、算数的内容です。
大問4題構成で、ひとつの大問にかけられる時間は短いです。
図形・規則性の出題率が高いので、苦手な方はこの夏にこれらの分野を克服することが必要です。
適性検査Ⅲは、資料やデータから自然現象や社会現象を考察し、表現する力をためす、社会・理科内容です。
ここ数年は、3題中2題が理科分野からの出題が続いていており、理科が苦手な方はやや不利です。
学校では扱わない実験の結果をもとに思考して解く問題や、現代社会の課題に関わる資料を読んで考えを記述する問題が出題されるため、基礎事項の暗記だけでは乗り越えられません。
中学受験は夏が終わるとあっという間に、試験当日です。
夏にどれだけ苦手を減らせるか、どれだけ思考力を試す問題に取り組むかで、その後の伸びが変わってきます。
受験を目指す小学6年生はもちろん、早めに準備を始めたお小学4年生・5年生に向けた中学受験コースもご用意しています。
ぜひ一緒に夏の勉強を充実させましょう!
次回のブログ(6/26更新予定)では、高志中学校の面接の内容についてお話します。ぜひご覧ください。
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