学習塾 福井育英センター 
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頑張ろう、日本。
~教育力が新たな未来を創造する原動力になる~

【何度も立ち上がってきた日本】
 3月11日に発生した東日本大震災により、多くの方の命が失われました。また、今尚、たくさんの方々が不自由な生活を強いられています。お亡くなりになられた方々に深い哀悼の意をささげるとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
 未曾有の大災害による被災状況を目の当たりにするとき、自然の脅威におののき、本当に復興できるのだろうかと絶望感すら覚えます。しかし、このような中でも、懸命に復興を目指す被災者の方々や、支援活動に汗を流す多くの人々がいます。悲しみや苦しみに耐え、明日に向かって歩き続ける姿を見て、今こそ日本全体が一つになり、再生に向けて立ち上がらなければいけない時なのだと決意を新たにしました。思えば、私たち日本人は、数多くの災害や、悲惨な戦争を経験してきました。しかし、その度に苦境から立ち上がり、再生してきたのです。

【日本を支えてきたもの】
 資源の乏しいわが国が、世界有数の大国にまで発展できたのは、常に上を目指す意志を持ち、高い知識と技術を習得し、他人のために勤勉になれる人材が豊富にあったからではないでしょうか。
 幕末の動乱期、吉田松陰は松下村塾を主宰し、多くの若者たちを教育しました。「人間とは何かを学ぶことである」と説き、学問の大切さを教えました。また、「学んだことを実行しなければならない」とも教え、実際に行動に活かすことの重要性を塾生たちに伝えたのです。そして、ここで学んだ塾生たちが、新しい時代を求め、明治維新を成し遂げるに至ったのでした。
 終戦後、空襲などにより校舎を消失した学校では「青空教室」が開かれました。たとえ学校が無くなっても、学びたいと願う子どもたちがいて、生徒に教えたいと渇望する教師がいたからこそ、日本の教育は途切れることなく続けられたのです。青空教室で学んだ子どもたちが大人になり、日本を復興させ、世界中から「奇跡」と呼ばれる高度経済成長をもたらしたのです。
 苦難を乗り越える原動力、それは勇敢な人材に他なりません。「日本を発展させるのだ」という崇高な使命感を持ち、必死に学び、実践した方々がいたからこそ、今日の日本があるのです。人材を育む「教育力」こそ、わが国を支える最も大切なものといっても過言ではありません。

【もう一度立ち上がるために】
 宮城県気仙沼市の階上(はしかみ)中学校で卒業式が行われました。その式上で、卒業生代表である15歳の生徒が、次のような答辞を述べました。

 “階上中学校といえば防災教育”と言われ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私達でした。しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練というにはむごすぎるものでした。
 辛くて、悔しくて、たまりません。
 しかし、苦境にあっても天をうらまず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私達の使命です。

 未来ある学生が、このような使命感を持って困難に立ち向かってくれる姿には頼もしさすら覚えます。このような子どもたちを教え、大人へと育て上げることができるならば、日本はどんなことにも負けない。そう信じています。
 私たち育英センターグループは、学びたいと願う子どもたちを、これからも守っていきたいと思います。学ぶことや実行することの大切さを教え、将来の日本を背負って活躍できる大人になってもらうために、全身全霊をかけて指導に取り組んでいきます。もう一度、日本が立ち上がるために。

福井・金沢・富山育英センター
片山学園中学校・高等学校
理事長  片山 浄見


●片山学園高等学校 東日本大震災被災高校生の受け入れについて
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